yktのブログ

アナルコ・アルカホリズム

糖質制限

 

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かっこいい

 

たまにしか投稿してないけど、寝る前にはてなブログのPV数をチラッと見るのがルーティーンになりつつある。投稿するもののPV数やRT数を目的とするのは仮言命法じみてて気分がよくないので、別にそういう意図はない。インターネットなんてただの自己完結する世界の満足感を得るためのツールでしかない。


それはそれとして、毎日なぜかコンスタントに2ケタは見られているのがとても気味が悪い。朝起きて確認する、だいたい8時頃にはいつも4~5は見られている。いや少ないほうなんだというのは自覚しているんだけど…。基本的に自分に向けられるものは悪意か蔑視だと思っているので、やはりどこかでヲチされて馬鹿にされているのか…と思うと気が滅入るばかり。このPV数は悪意のカウントでしかない。もう誰も見ないでください。


とはいえ、誰にも見られなきゃそれも価値がねえんだと思って再びブログパージにつながるので、自分の内心のさじ加減が調整できない。ひっじょーーに面倒くさい性格だなぁ。


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新型コロナウイルスに関して、どちらかというとおたくクンTwitterにおいて持てはやされる話題。それは病気そのものの感染状況よりもむしろ、それに関するトイレットペーパーやティッシュの不足といったデマや、必需品を転売する輩をナナメから見た情報であるように思われる。自分だけは大丈夫という確信をこの時代に持てているから、そう冷静なフリを出来ているだけなのかもしれない(これは自分にも当てはまる)。


TL構築に成功しているのか、デマそのものを目にすることは自分はほぼなくて、デマを打ち消す情報を見てはじめてそんなのあったんだと知る限り。晒されているツイートを見ても大体リプ欄は反論まみれだしこんなのに騙される人間がいるのか…?とかなり疑問に思いながら日々を送っていた。またTwitter程度の真偽も怪しい情報だけでこんなに混乱する世の中なのなら、もっと自分はネットだけで近代市民社会を破壊できるポテンシャルがあるのではとも思う。


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今朝母親が見せてきた、知り合いからのラインでなんとなく合点がいった気がした。内容は「○○市(自分の住む街の隣)にも患者が発生したらしいよ」「いま病院に行くのはやめておいたほうがいいらしい」といった感じ。前者はまったくの流言飛語だし、後者は極論を正当っぽくオブラートに包んだ表現でしかない。おたくクンの知らないインターネット利用者として、当然ネットに疎いオジサンオバサン世代(こういう人はTwitterなんかにいない)は存在する。思っているよりこの年代の方々はネットリテラシーに欠けている人が多い。そうした人たちはラインやメッセンジャーといったインターネット閉鎖空間で、“親切心”から真偽不明な情報を回してくれる、らしい。まるで昔のチェーンメールみたいだな…。


しかも大人のつきあいがあるので、それを否定するわけにもいかない。そんなバカなと流す人は適当に対処するが、それを真に受けて一緒にパニクる人も一定数いるだろう。これはTwitterのRT数なんかの拡散とは別種の強い力があるに違いないな…。畢竟一番恐ろしいのは、顔の見えない他人よりも身近な知り合いなのかもしれない。こういうのを見ていたら、たとえばもし戦争や大都市へ壊滅的な災害が起こったりしたらどういう事態に陥るのかなんとなく思い浮かぶ、ような気もする。とりあえず僕は言動不一致な変質者として自警団にでも処理されそうなので、完全に人気のないところへ逃げます。

 

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いまだにこういうの送ってくるオジサンとかいる



現実で人を嫌ったことはほとんど無い代わりに、インターネット上ではそこそこの頻度であるような気がする。かなり仲がよかった人を、夢から醒めるみたいにある日突然無理になったりする。あれは一体なにが原因なんだろう。積もり積もった嫌気成分がキャパオーバーしたとかそういうのなんだろうか。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いというのはその通りで、いざ嫌悪感をいだくとその人の趣味や尊敬する人まで距離を置きたくなるものになる。これは突然部屋にある物をぶっ壊したりまとめて捨てたりしたくなる衝動に似ているかもしれない。刃物や棒なんかで壁をぼっこぼこにしたり、なるべく高価なものを叩きつけて粉々にしたりするほどワクワクとした火がつくように、長い年月関わってきたりかなり親密になったりした仲ほど、脆くなってどうでもよくなるものになる。その場の衝動だけで生きてきているからこんな現状にあるのかもしれない。

 


amazarashi 『とどめを刺して』Music Video

こんな感じでぶっ壊していきたいよな